シイラ科の大型魚。暖かい海に住む。遊泳中の体色は全体的に青みがかった銀色で、死後は色彩が失せ全体的に黒ずんだ色になる。雄のみ額が隆起している。食用だが体の大きさのわり食べるところが少なく、名前の由来は「粃（しいな［＝殻ばかりで実のないモミ］）」が転じたとされる。日本各地に異名がある。漂流物の周辺に群がる習性があり、水死体の周辺にも集まることに由来し「死人食らい」、、粃（しいな）を縁起のいい”豊年万作”に言い換えた「万作」など。

儒艮（じゅごん）の別名。

シカ科の哺乳動物の総称。足は細長く華奢な感じで、雄は枝分かれした大きな角を持つ。成長したものでは40cmほどで、毎年生えかわる。草食。山林に住む。

シギ科の鳥の総称。嘴（くちばし）と足が長い中形の水鳥。水辺に住んで、水棲の小動物を食べる。渡り鳥であり、翼が細長く飛翔力が強く、夏から秋にかけて日本を通過するものも多い。肉の味がよく古来より狩猟の対象。現在は保護されている。