１．尺貫法での、土地の面積の単位。畳（たたみ）二枚を並べてできる正方形の大きさ。6尺四方、つまり36平方尺（3.3㎡）。主に、家屋や敷地面積に用いる。田地の面積に用いる一歩（いちぶ）と等しい。 ２．尺貫法での、土砂の体積の単位。1坪は6尺立方で、約630立方メートル。立坪（りゅうつぼ）。 ３．錦（にしき）などの高価な織物や金箔、印刷図版など金属板の面積の単位。1坪は1寸四方で、約9.2平方センチ。寸坪。 ４．建物や垣で囲まれた一区画の土地。中庭。転じて、宮中の部屋。「壺」とも表記する。 ５．一般に縦横が同じ長さのもの。 ６．格子のます目の一つ一つ。「壺」とも表記する。 ７．本膳料理に用いる深い蓋のある漆器。また、それに盛った煮物。

１．距離の単位。1町は60間（けん）。約109ﾒｰﾄﾙ強。丁（ちょう）ともいう。 ２．土地の面積の単位。1町は10段（だん）もしくは、10反（たん）（段＝反）。約9917平方ﾒｰﾄﾙ。 ３．村（そん）とともに郡（ぐん）を構成する地方公共団体。町（まち）。 ４．市、または区をいくつかに区切った土地の呼び名。

１．体積の単位。10升で1斗（と）。一斗は約18ﾘｯﾄﾙ。 ２．星の一群の呼称である、北斗七星（ほくとしちせい）のこと。また、南斗六星（なんとろくせい）のこと。 ３．量をはかる容器である、升（ます）のこと。「斗」は訓読みで「ます」とも読める。

日本家屋の建築において、柱と柱を繋ぐための横木のこと。本来は構造材だったが、頭を繋ぐために使う貫（ぬき）が登場してきたことによって装飾化が可能になり、発展していった。